リヤカー行脚 田中克成講演会 in 延岡
http://kokucheese.com/s/event/index/238930/
【人が導いてくれる意思が天の意思】
── 永松茂久
既に600枚を超えるチケットが売れているそうです。全くもって驚き。驚く。驚けすと。。。です。
…
僕が初めて人前で話したのは2008年のことだったと思います。
「ご縁セミナー」と題した参加料五円のセミナーに7名の方が集まってくれました。
2時間も話すことがあるのか不安で、毎日できるだけ多くのネタを書き出しては構成し、順番を並び替えては構成し、それでも不安でさらにネタを増やして構成し、、、
本番当日には、全部話そうとすればどう頑張っても4時間は掛かるであろう、ある意味完璧なレジュメを作成して挑んだことを覚えています。
結果は、、、
あまりの緊張に立つ膝がガクガクと震え、手に持ったレジュメの端っこが高速で波を打ち、7人14の瞳がこちらに注がれていることを意識し過ぎるあまり、
気付けばレジュメをそのまま棒読みし、たった15分で読み終えてしまっておりました。
「田中さん、ガンバレー‼︎」
「大丈夫!イケる!イケる!」
「ここから、ここから!」
恐らくセミナー史上類をみないであろう参加者の皆さんからの励ましの声援をいただいた僕は、
恥ずかしいやら、情けないやらで、そのまま完全に撃沈。
セミナー開始から30分後には、誰もいないセミナールームで一人泣きべそをかきながら椅子を片付ける姿がありました。
「二度と人前には立たない」
そう堅く心に誓って、僕は独立後も裏方のプロデュース業への学びを深めていきました。
それがどういうわけか、今では講演家として全国からお呼びいただいているわけですから、
良きも悪きも、選んだ道が天の道と違えば自分の意思なんてものは赤子の手を引くように、いとも簡単に連れ戻されてしまうんだなぁと思います。
そうかと思えば、僕が僕の意思であっちこっちと遠回りしてドッタンバッタンと失敗を繰り返し学んだ話が、
「勇気をもらった!」
「私も前に進みます!」
とたくさんの方のお役に立ててしまっているわけですから、どういう仕組みかは分からないけど「無駄は一つもないんだなぁ」と思えます。
旅の途中でご縁をいただいて以来兄貴と慕わせてもらっている永松茂久さんが、先日酒の席でふいにこんなことを言われていました。
「克成、自分がこうなりたいという意思より、人が導いてくれる意思が天の意思だよ」
振り返ってみると、昨年はリヤカーを引きながら一年間で34本もの講演を開催していただくことができました。
【人が導いてくれる意思が天の意思】
延岡講演。実行委員を始めとする支援者の皆様に導いていただいた意思に沿い、全身全霊で応えて参ります。感謝。
リヤカー行脚 田中克成講演会 in 延岡