こんにちは。今日の青森は快晴。
僕はアポがないので観光といきたいところですが、リヤカーを引いてる間はできない1,000人講演に向けてやることがてんこ盛り。
終日カフェでPCとにらめっこの1日になりそうです。
昨晩は、東京の信頼おけるビジネスパートナー岩谷 洋昌さんの家業でもある「焼肉レストランひがしやま」さんにて、現場で指揮を振るう義弟さんと一緒に焼肉を食しました。
話題の8割は、やはりカリスマ的存在であり東京で自由奔放に活躍する僕の親友、義弟さんからすると上司でありお兄さんでもある洋昌さん(昨日は僕もそう呼んでたw)の話で終始大盛り上がりでした(笑
“よくわからないけど愛されキャラ”
という人が、あなたの身の回りにも1人や2人はいるかと思います。
それっていわゆる人徳というやつで、人徳を積むにはやはり「仁」が根本に根付いていることが条件じゃないかと思います。
同じ出版業界で唯一無二のパートナーでもある親友と僕の出版プロデュースの考え方、価値観はまったくと言っていいほど一致しません。どんなに探しても1ミリも同じところがない、完全に真反対(笑
それでもお互いに大きく揉めることもなく続けていけるのは、誰がどんな正論を持ち出そうとも「仁」をベースにしたそれぞれの信念を貫く在り方にリスペクトし合っている、ということが全てだと思います。
ありがたいことに、僕の周りの仲間たちはそういう人間で溢れています。どんなに仲が良かろうが、自分の信念はテコでも譲らない。妥協という言葉は辞書にありません。
ですから、口論になる時もあるし、感情がぶつかり合う時も当然あります。
しかし、絶対に相手のことは否定しない。
「俺はこうだ!」の応酬戦で、端から聞いてると埒あかないし、「どっちでもいいよ」と言いたくなることも多々あるでしょうが、毎回毎回がイチイチ本気だからこそ、最後にはお互いの根本の想いを理解し合い、
「お前の価値観はまったく同意できないけど、お前のその在り方はだいぶ好き」
と共鳴し合えるから一緒にいて楽しいんです。
もちろん、全員が全員そうなれるわけではなく、それで疎遠になってしまうことも少なくありませんが、そこは「付く縁あれば離れる縁あり」。
価値観が合わないからといって相手を否定するのは、所詮、自分自身の度量がその程度ということで間違いありません。
自分の「仁」、相手の「仁」、切磋琢磨しながら大切に育んでいける器を持ち、人徳を積んでいきたいものですね。
2016.4.12 田中克成
※昨日公開した僕の「最後の講演」、全国の皆さんから続々とお申し込みをいただいています。本当にありがとうございます。
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